「悲劇的」ダンサー紹介② 藤原美加

 

藤原美加/ふじわら みか

 1990年生まれ。愛媛県出身。7歳から14歳までLダンススタジオにてモダンダンスを習う。

2006年福岡県私立九州女子高等学校に入学、ダンス部に所属。在学中「全国中学校高等学校ダンスコンクール」入賞3位、奨励賞受賞。2009年日本女子体育大学舞踊学専攻に入学。

「全日本高校大学ダンスフェスティバルin神戸」にて文部科学大臣賞受賞。また東京ディズニーリゾートにてダンスショーケースに出演。卒業後「国内ダンス留学@神戸」2期生ダンサーコース修了。

近年ダンサーとして黒沢美香、井手茂太、紅玉、中西ちさと等の作品に出演。

また自身のソロダンス作品「メーデー」を発表。2016年KIKIKIKIKIKIにダンサーとして加入。現在関西を中心に活動中。

 

【藤原美加に4つの質問 】

 

① なぜ、ダンスをはじめましたか?

地元愛媛で母がストレッチを習い初め、7歳の時にそのスタジオの子供向けモダンダンスクラスに入会しました。よく覚えてないのですがとても楽しそうに踊っていたらしいです。

週1回がいつの間にか週に5回レッスンに通うようになっていました。送り迎えをしてくれた親に感謝です。


② なぜ、ダンスを続けていますか?

学生まではダンスは感情の表現手段でした。感情をありのままに出して、踊るときは涙がこぼれても構わない。自由に、縛られずに踊りたいなーと。日常のフラストレーションを踊ることで発散していました。

そこから段々変わってきて次は禊(みそぎ)のような意味合いで踊りたいと思うようになりました。

身体を浄化したい、土に還る為の身体を作る為に踊る、儀式的なものとしての意味合いが強かったかもしれないです。今はダンスを踊りたいです。何か伝える表現するとかじゃなくて身体で踊りたい。

血が沸騰し、芯は静かで全身で聴くことができる。生の実感を得られる極地。

恐ろしく幸せで怖いけどもう一度あそこに行きたいと思う。

もうその為だけに踊ってるかも。

誰に頼まれた訳でもないのに踊らなければいけない、使命のようなものを感じています。


③ あなたにとってダンスは何ですか?

根底は愛なんだと思います。

ダンスの為にたくさん犠牲にしてきました。

でもダンスに救われてきたことも事実です。

20代後半になってダンスとの付き合い方を、今一度模索しています。

 

④ 共演するダンサー(益田さち)の紹介をお願いします 。

さっちゃんは貴重な90年生まれダンサー。自分に厳しくて負けず嫌い、よく見てるし頭がよい。纏う空気が綺麗。クリーン。

初めて出会った時は、なんて透明感のある美人さんやーナチュラルハーブみたいやって思ってました。でも付き合って行くうちにさっちゃんはスパイシーやと(笑)スパイシーガール!さち!

まだまだ底知れないものを感じています。そんなあなたが大好きよ。

 

【藤原美加のダンス履歴 】